宮城 初夏のグルメドライブ
コース :宮城県深沼海水浴場~亘理町荒浜
宮城県岩出山町
宮城、初夏のグルメドライブ。
深沼海岸から亘理町荒浜と岩出山の紹介です。
今回は、宮城の夏の風物詩、しゃこ飯が食べたくて亘理町の荒浜を目指した。
仙台から亘理町へは海岸線に沿って走行する空港線にて南下。
ここも東日本大震災で大きな災害を受けた場所のひとつです。
深沼海水浴場
海沿いに長く続いていた松林の松はほとんどなくなり、新たに造られた防波堤の手前に観音様と慰霊碑が建っている。
観音様に手を合わせ、亡くなられた方のご冥福を祈った。
その後、高い防波堤を上り海を見ると、そこには「荒浜♥深沼海水浴場」と並べた石で書かれていた。
今は閉鎖されている深沼海水浴場。
昨年夏から再開の検討のためにいろいろな現地調査等がされたそうだ。
また賑やかな声が聞かれる日も近いかもしれない。
亘理町あら浜
今回目指したのは荒浜の超有名店「あら浜」
ここでは
かきめし (12月中旬~3月迄)
ほっきめし(12月中旬~4月末)
しゃこめし(5月初旬~6月末)
あなごめし(7月初旬~8月末)
はらこめし(9月初旬~12月初旬)
と、季節毎に旬の海の幸が堪能できる。
我が家の押しは
冬のかきめし、冬?春のほっきめし、そして初夏のしゃこめしだ。
特にしゃこめしは期間が短いのでタイミングを逃すと翌年まで食べられないというレアもの。
これを逃す手はない!とばかりに急ぎ向かう。
時間が少し遅かったせいか、並ばずに入れた。
メニューを見ると「しゃこめし 限定10食(ハーフのみ)」と書いてある。
限定ハーフのみ??と不思議に思いつつ注文すると、なんと、しゃこめしは最後の1食。
しゃこめしは私以上にしゃこ好きな嫁に譲り、私は新メニューの「春のはらこめし」を注文。
嫁は何年ぶりかのしゃこめしとのご対面に満面の笑み。とてもシアワセそうだ。
(実際、この後数日間はしゃこめしを思い出しては「美味しかった?!!シアワセ?」と何度も言っていた。)
春のはらこめしもとても美味しかった。
が、「限定10食(ハーフのみ)」がどうしても気になり、お店の方に聞いてみたところ
震災以来、海底の環境が変わってしまったためか、亘理ではしゃこが獲れなくなってしまったそうだ。
しゃこは処理にとても手間がかかり、何より生きている状態で茹でないときれいに殻からはずれない。
今は他の港からしゃこを仕入れているが、搬送も考えるとお店としてはとても大変なのだそう。
今年は2週間程度しか提供できないのではないかということだった。
ピンポイントでいただけた嫁は強運の持ち主かもしれない・・・。
荒浜にしゃこが戻ってくる日が待ち遠しい。
岩出山
翌日、今度は蕎麦を食べに岩出山の「もみじ野」へ。
国道457号線を北上していくと、左手に案内板がみえるので、案内に従い左折。細い道を進む。
道沿いに民家が何軒か並ぶが、どこも薪が置いてある。
森の中のコテージのような家々。いいなぁ・・・。
その家々の間をさらに奥へ進むと、急に車がたくさん並んでいる。
どうやら着いたらしい。
駐車場に車を停め、脇にある小径を下っていくのだが、この小径には「昆虫優先道路」という張り紙があるので
指示に従い、虫の妨げにならないように気をつける。
木の間から下を見ると、結構な人数の先客が!!
ログハウスの階段を上り、お店の入り口にあるオーダー票に名前と注文を書き、お店脇にある遊歩道やベンチでしばし待つ。
結局1時間くらい待ったのだけれど、森林浴をしていたので苦にならなかった。
私は冷やしとろろ蕎麦、嫁は天ざるを注文。
蕎麦が来るまでの間に、揚げ蕎麦と辛み大根をサービスでいただいたのだが、どちらもとても美味しかった。
天ざるは山盛りの山菜天婦羅を抹茶塩で美味しくいただいた。
とろろ蕎麦もとても美味しかった。
そしてそば湯。これがとてもトロッとしていてとても濃い。
過去最高に濃く、そしてとても美味しかった。
今回は注文しなかったのだが、お店自慢の岩魚の天婦羅がとても美味しいらしい。
注文しなかったのが悔やまれるほど美味しそうだった。
「次回は絶対いただこう!」と心に決めたのであった。
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